水難のクマ、漁船が誘導
大船渡市三陸町の越喜来湾で海上を迷って泳ぐクマが目撃され、近くにいた漁船に陸まで誘導されるという一幕があった。人助けならぬ「クマ助け」の美談は、地元の話題を呼んでいる。
珍事があったのは8月23日午前10時半ごろ。地元の釣り船「龍神丸」の船長前田芳隆さん(60)が釣り人を乗せて同湾にいたところ、近くで養殖作業をしていた仲間の前田昌克さん(61)から「クマが泳いでる」との連絡を受けた。
芳隆さんが駆け付けると、陸から1キロ以上離れた地点で海上に頭を出してキョロキョロしながら泳ぐクマを発見。海中に誤って落ちて迷っていたとみられる。
漁船2隻で挟むようにしてクマを岩場まで誘導したという。
その間30分ほど。携帯電話のカメラでクマを撮影した芳隆さんは「シカが泳いでいるのは見たことがあるが、クマは初めて。それにしても北島康介級の泳ぎのうまさだった」と驚きの表情。クマは岩場に着くと一目散に走り去ったという。「一言も礼はなかったが、クマ助けができてよかった」と笑顔を広げる。
岩手日報 - 2008年9月3日
珍事があったのは8月23日午前10時半ごろ。地元の釣り船「龍神丸」の船長前田芳隆さん(60)が釣り人を乗せて同湾にいたところ、近くで養殖作業をしていた仲間の前田昌克さん(61)から「クマが泳いでる」との連絡を受けた。
芳隆さんが駆け付けると、陸から1キロ以上離れた地点で海上に頭を出してキョロキョロしながら泳ぐクマを発見。海中に誤って落ちて迷っていたとみられる。
漁船2隻で挟むようにしてクマを岩場まで誘導したという。
その間30分ほど。携帯電話のカメラでクマを撮影した芳隆さんは「シカが泳いでいるのは見たことがあるが、クマは初めて。それにしても北島康介級の泳ぎのうまさだった」と驚きの表情。クマは岩場に着くと一目散に走り去ったという。「一言も礼はなかったが、クマ助けができてよかった」と笑顔を広げる。
岩手日報 - 2008年9月3日


