合掌造りの村に突如現れる"超B級"駄洒落スポット『かえる神社』
梅雨のシーズンは、天気が悪いってだけで何もかもめんどくさくなって気持ちも沈みがちなもの。こんな季節に元気なのはカエルぐらいなもんですね......と、思いっきり強引にカエルの話を持ってきましたが、今回紹介いたします「かえる神社」そのものが強引というか無理矢理感でいっぱいなのでご勘弁ください。そもそもこの「かえる神社」は下呂温泉近くの「下呂温泉合掌村」内にあるのですが、下呂→ゲロ→ ゲロゲロ→かえる......という、存在自体が単なる駄洒落の産物。別にこのあたりにカエルに関する伝承があるとか、特にカエルが多いとかいうことは一切ありません。それどころか、「神社」かどうかも怪しかったりする、まさしく"これぞB級!"というスポットです。以前にこの連載でも紹介した「ガマ洞窟」(記事参照)といい、どうしてカエル関連の施設はこうB級テイストが強くなってしまうんでしょうか?
とにかく「神社」というわりには、まったく神聖な感じがしない建物の中に入ってみますと、とりあえず賽銭箱と、ご神体らしき大きなかえる様が鎮座しております。ちなみにその名も「加恵瑠大明神」(かえる大明神)。またしても駄洒落。そんなワケでまぁ、あまりご利益は期待しないで賽銭を投入してみますと、なんとな〜くカエル的なお声で「これであなたも無事かえる......」と御神託もやっぱり駄洒落。
しかし、駄洒落の連発はまだ終わりません。隣に目をやると、レオタード姿のカエルが強烈すぎるインパクトを放つ「若ガエル」。頭身のバランスといい色彩感覚といい、狙ってもなかなか出せないユルさを醸しております。そしてお次は交通安全の「無事カエル」。いきなり加恵瑠大明神の御信託とネタが被っていますが、周りに飾られたカエルの交通標識に免じて許したいところ。......って、以上? どうせならあと2つか3つぐらい駄洒落の大ネタを考えてほしかったところですが、あとは「世界のカエル」なるグッズコーナー(正直、ちょっとしたカエルコレクターならもっといろいろと持っていそうな気が......)と、いちおう神社らしく「かえるおみくじ」や「かえる絵馬」(絵蛙と言うべきか?)など、一般的な観点のクオリティとしては実にビミョーな線ですが、B級スポットとしての完成度はカンペキと言ってもいいでしょう。この連載の本来のコンセプトである「がっかりを楽しむ」にこれほど即した施設はそうそうあるものではありません。
さらにこの「かえる神社」だけでなく、合掌村内にはなんともアレな雰囲気のプチ博物館が点在しています。世界遺産で有名な白川郷から移築してきた合掌造りの民家があると聞いていたので、てっきりもっとおごそかな所かと思いきや、予想外にフランクな和風テーマパークといった趣き。「もっとお堅いヤツかと思っていたら、けっこうシャレが通じるんだな!」という感じです。白川郷では絶対にできない遊び方(ジャンボすべり台とかありますし)で楽しむのが吉でしょう。やっぱり温泉地のスポットはこうでないと!
●あまり親切でないご利用案内
■営業時間 午前8時30分から午後5時
■休園日 通常無休、平成21年の12月30・31日と平成22年1月5・6日は休園
■入場料 大人800円 小中学生400円
(下呂温泉合掌村入場料。かえる神社は無料)
■所在地 岐阜県下呂市森2369番地5
■アクセス JR高山本線・下呂駅より徒歩約20分、またはバスで約6分。車の場合、中央道・中津川I.Cより国道257号経由で約1時間。もしくは東海環状自動車道・富加関I.Cより約1時間10分。または東海北陸自動車道・郡上八幡I.Cより約1時間30分。
■HP http://www.city.gero.lg.jp/kankou/
(「下呂市観光情報」内)
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空は私たちの上に
些細な日常の中の偶然こそが、ドラマであり人生なんだ
奇跡は起こりうる あなた次第で
気になる監督のひとり。
好きな女に無理やり見せてしまい、酷評された映画(汗)

